いりこのみそ汁

きままにはきだし

すぐ夢中になってしまう話②

2年ほど夢中になってたソシャゲから離れてたった2.3ヶ月後にとあるアプリをインストールした。

またしてもカード育成系のゲームだったんだけど、とにかくイラストがものすごく好みだった。でも、ちょっと前にハマってたソシャゲの影響もあって、課金はしないかな…って気持ちでのんびりプレイしているだけだった。


イベントもまったり参加。ポイントで取れるカードは取っておこうかな〜。ランキング報酬は取れたらいいか!みたいなプレイスタイルだった。

だけど、何かわたしの中で物足りなさが膨らんでいった。

そう、課金をしたくなってきたのだ。


前回課金やめるって学んだんじゃないのかよって感じなんだけど、推しキャラが出来てしまったのだ。そうなると、やっぱりガチャカードは欲しいし、イベントで報酬に来たら集めたくなってしまった。やるしかねぇ。


そんなことを思っていたら、早々にイベント報酬で推しが来てしまった。しかもランキング最上位報酬で。

戦力は整っていない状態だったので、ひたすら課金してポイントを稼いだ。

なんとか推しのカードは手に入れた。だけど、最大枚数は手に入らなかった。ただただ悔しかった。よくわからないけどめちゃめちゃ負けた気になっていた。


悔しい…なぜわたしはあの頂に行けないのか…何が足りなかった…戦力だ…戦力が圧倒的に足りないのだ。そう考えた。

そこからは推しだろうと何だろうとイベント報酬を取りまくった。いつかまた来るであろう推しのランキング最上位報酬のために。


そうこうしていると、二番目くらいに推していた子のランキング報酬が来た。やってやる。最大枚数取ってやる。

そんな感じでイベントに参加した。


直前にウイルス性腸炎にかかっていたのもあって体調は最悪だったけど、滑り出しは最高だった。後はひたすら課金アイテム砕いていけばいい…そんな感じに思っていた。

だけどここで思わぬ誤算があった…

ボーダーが落ち着かないのだ。


いやいや、いくら人気ある方だっていっても高くない??え??まだ期日半分もあるよ…??


軽くパニックになった。引くに引けない課金額。乱高下するランキング順位。なかなかすぎない残りのイベント日数。

二推しだからって迂闊に手を出すんじゃなかった…

そんな気持ちを持ったまま、何とかわたしは走り抜けた。最大枚数獲得したのだ。

この後三週間ほど続く下まぶたの痙攣と引き換えに。


なんやかんやあったけど、わたしは満足だった。後悔もしていないし、なにより最推しの前にこういう経験ができてよかった!と、めちゃめちゃプラス思考だった。

それに、二推しと最推しは同じユニットだから早々にまたランキングで来ることもないだろう!と、油断していた。

その時はわたしが思っていたよりも早くやってきたのだ。


最推しのランキング最上位報酬。


早すぎる。早すぎるだろ。でもわたしはやるしかない。リベンジする為にここまでやってきたのだ。


もうこの後はひたすらに走った。直前に二推しのイベントがあったからか、とても落ち着いた気持ちで挑めた。

ボーダーは多分過去最高ってくらいに高かったけど、わたしは勝ち抜いた。


イベントが終わって欲しいものも手に入れて最高にハッピーだった。早々に育成も終えた。モーションも何度も見た。


そしたらまたあの満足感がやってきた。


今でも最推しは好きだし、前みたいにイベント激走するってことはなくなったけど、カード追加の情報は追うし、手に入れられそうなところは入手している。決して嫌になったわけではなくて、落ち着いてまったりプレイに切り替えただけ。

でも、このアプリだけじゃなくて今後課金はもうしないだろうなって思ってる。(もしかしたらまたじゃぶじゃぶ課金するかもしれないけれど…)


あと後々気づいたことだけど、このアプリもその前のソシャゲもだいたい2年くらい思いっきり課金して満足しているから、自分はそういうサイクルなのかもしれない…